2026/02/15 16:14

社会的治癒について

社会的治癒とは、医療上は完治していなくても、一定期間通院や治療を行わず、通常どおり社会生活や就労ができていた場合に「いったん治癒したもの」とみなす考え方です。

法律に明確な規定があるわけではなく、判例や実務上の取り扱いとして認められてきました。

 

障害年金では「初診日」が受給の可否や年金額に大きく影響します。社会的治癒が認められると、過去の初診日ではなく、再発時の受診日を新たな初診日として扱える可能性があります。その結果、保険料納付要件を満たせる場合もあります。

 

一般的には、
・長期間通院していないかった。
・その間、服薬や治療を行っていなかった。
・安定して就労・日常生活を送っていた。


といった事情が考慮されます。ただし、明確な年数基準はなく、個別事情により判断されます。

 

社会的治癒の主張には、医療記録や就労状況の裏付けが重要です。判断が難しい場合は、専門家へ相談することをおすすめします。